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上総一ノ宮の週末住宅

千葉県長生郡
2008

施主が学生であったころ、千葉長生町の美しい砂浜と松林を前にして、将来この地に週末住宅を建てたいという思いが、40年を経て実現した。敷地は房総半島の海岸までまずか2分の場所にありながら、緑に囲まれ波の音しか聞こえない。そのため、敷地内に約530㎡の池を設け“水”の存在を印象づけることに。さらに、隣家との間に擁壁や植物を配置して適度に視線を遮り、独自の世界をつくり出した。長年、鉄鋼を扱う会社を経営してきた施主は、「鉄鋼でなければ実現できない、鉄の冷たさを感じさせない、大開口の明るい意匠性の高い建物をつくってほしい」との要望があり、70㎜角のスチールの部材で構成した「スリーフィンガーサポートシステム」により、軽快な印象の空間を創出しその要望に応えた。